こんにちわ
今日は、放課後等デイサービスで働く時に利用者に接する時の注意点を書きたいと思います。
目次
1.自分主体をさせるためには
自分主体の行動の例
- 帰る時間になったから片付けなさい
- おやつの時間だから食べなさい
- 宿題をやりなさい
以上のものは、すぐにでも取り組んでほしい事です。
声をかけて素直に聞く人もいますが動かない場合の方が多いでしょう。
宿題などはやりたくないと思っている利用者のほうが多いため余計難しいですね。
その時に、無理やりやらせようとしても中々上手く切り替えができません。
なぜなら今目の前にある事をやりたいと思っているからです。
この時は一度許してあげましょう。
5分遊んだら片付けね、もう一回遊んだらおやつにしようね。
など声をかけてみましょう。
1度許されると相手の話を聞くようになる場合もあります。
しかし、いつまでも切り替えないようなら遊びを中断させて約束を守ろうねと言ってあげましょう。
こっちが約束を守ってあなたが守らないとはどういうこと?と話すことも時には必要です。
2.相手の話をよく聞こう
相手の話を聞くということですが、当たり前ですが自分の話をする利用者が多いのでたっぷり話を聞いてあげてください。
そこには、利用者らのスイートスポットの宝庫なのでこの会話をすれば喜ぶということがよくわかります。
最初はわからない内容も多いと思いますが、スマホという便利アイテムがあるので少し調べて話しに付き合えばどんどん教えてくれます。
好きなアニメの話、好きな芸人の話、好きな音楽の話など聞けばどんどん教えてくれます。
相手の好きな話をすると当然ですが好かれます。
そうなれば、もう相手はあなたと話をしたくしたくしょうがない状態です。
お手伝いも、お願い事も嫌とは言わずすぐにしてくれるようになります。
それだけの効果があるので是非、相手の好きな話は聞いて調べて楽しんで会話をしてください。
驚くほど利用者の対応が変わってきます。
3.褒め方で「すごい」は使いすぎない
3.褒め方ですごいという言い方は、使いすぎると馬鹿になると思っています。
すごいは大変便利でほぼすべてにおいて使えます。
考えなくてもそのワードだけを言っておけば問題はありません。
(※実際は問題があります。)
そのため、絵を描いても、お手伝いをしても、おもちゃで作品を作っても
たった一言で終わってしまいます。
最初はそれで喜ぶと思いますが、だんだん聞いても嬉しさは半減します。
すごいと言われて喜ぶのは最初だけと覚えておきましょう。
改善方法は、具体的に褒めるです。
絵を描いたなら色使いも素敵だね。
お手伝いをしたならありがとう。助かったよ。
おもちゃで作品を作ったらかっこいいね。必殺技とかあるの?
などなど、単純ですが言い方1つで次の会話にもつながります。
すごいは便利な言葉で1日いれば誰かが言ってると思います。
最初は喜んでいた利用者もその言葉を言われても反応が薄くなっているのがわかります。
すごいの後に次の会話に繋がる言葉でも効果はありますので試してみてください。
最後に
以上の3つは私が気をつけている点です。
特に難しい内容ではありませんが結構できずに苦戦されている方が多く見られます。
自分がやりたい行動をするためには相手の事を知る事で解決できることもあります。
今回の3つの行動はすぐに実践できます。
私はこの3つを常に意識して行動しています。
利用者の反応が間違いなく変わってきます。
この方法を身に付けていればほぼどんな利用者にも対応することが可能になります。
放課後等デイサービスで働いているのであれば是非実践してみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。