おはようございます。
今日は、人生に立ちはだかる壁について書きます。
私はサラリーマンだった頃要領が悪くよく先輩に叱られていました。
トラックの配送の時には終了時間がいつも遅くクビ寸前までの評価だった。
生命保険代理店の時は、電話をかける回数が遅く注意される。
ドラッグストアの時は、特売の準備が苦手だった。
と、過去を振り返っても苦手だらけでした。
そして、ほとんど克服せずに職場を去っていきました。
現在の仕事は放課後等デイサービスという障がいをもった子どもたちと接する仕事です。
この仕事でも当然、苦手な仕事が出てきました。
それは、相性の悪い人と関わらなければならないことです。
職員だけでなく、利用者も含めてです。
職員に関しては、特に自分から近づかないようにすれば良いのですが利用者はそうはいきません。
どうしても接する場面が出てきます。
正直、辛かったです。
しかし、苦手なままだと今までと何も変わらない。
なので、苦手な仕事ですが自分から取り組むようにしました。
最初は、やっぱり失敗します。
相手を不快な感情にさせたり、怒らせてしまったりすることもありました。
そんなことを繰り返しているうちにふと相手が笑う瞬間があります。
そのツボがわかってしまえば相手との距離は一気に縮まります。
苦手と思っていた相手がとても相性の良い相手に変わりました。
それからです。
私はどんな利用者であっても相手が可能になったのです。
レベルアップを実感した時です。
このレベルアップにより、周りの目が変わりました。
○○さんに任せておけば利用者が楽しそうにしてくれる。
○○さんがいればみんな喜んでくれる。
と評価も上がります。
評価が上がるだけでなく、周りの人間がいかに苦手を放置し見てみぬフリをしているのかがよくわかります。
上にいる人間はみんなの仕事ぶりをきっと見ていたんだろうなと思える場面でした。
辛い仕事を克服した人間と放置する人間の差は決して埋まることはありません。
それは私が実証済みです。
苦手な人はいつまでも逃げ回っています。
克服した人間にはもはや得意分野に変わるからです。
それでは良い日曜日を