こんにちわ
今日は、自動車の任意保険の必要性について書きたいと思います。
目次
自賠責保険と任意保険の違い
1. 自賠責保険について
自賠責保険は、対人の傷害に対しての保険です。
なので、事故で自分が怪我したり、自動車やバイクを修理したりする費用は対象外です。
要は、相手のケガや死亡の場合の保障だけです!!
自賠責保険は強制加入なので、公道を走る際にもし未加入の場合は罰則があります。
2.任意保険について
任意保険は、対人対物など幅広く補償があります。
プランによって保障の金額も変わります。
自賠責保険との違いは対人以外にも自動車やバイクの修理や自分がケガした場合も補償の対象となることです。
任意保険は名前の通り強制加入ではありません。
特別加入する必要はありません。
事故をした時の対応の違い
実際事故をした時の対応は、もし自賠責保険のみ場合は自分で全てやらなければなりません。
弁護士を雇うなら、別費用もかかります。
一方、任意保険では保険会社が中に入り自分の事故の内容を伝えて後は保険会社にお任せする事ができます。
私も過去の記事で事故をした時には全て保険会社にお任せしていました。
実は終わっていない!?事故後に来る書類
事故から半年が経過したある日ポストを確認すると
法律事務所から届くと何事かと思って中身を開けて交通事故のことについての書類だとわかりました。
半年も経過していたので交通事故の事はもはや記憶にすら残っていないことなので最初は驚きでした。
労災保険!?損害賠償!?国からの請求がくる!?
わけのわからない言葉ばかりです。
事故の内容に関して詳しくは、下の記事をご覧ください。
第三者行為災害報告書って何?って思われますよね。
簡単に説明すると国が事故の過失割合を決めて保険金を払うから、あんたに請求するねってことが書いてあります。
その過失割合を決めるのに必要なのが第三者行為災害報告書ってわけです。
出さなかったら、あなたの意見は聞きませんよと書かれています。
写真にも載せましたが結構なボリュームがあります。
しかも、提出期限があり2週間程度の猶予しかありません。
急ぎ保険会社に電話をし確認をすることで事なきを得ました。
この時の保険会社の対応の安堵感はとても助かりました。
私の交通事故の場合この書類が届いた時点ではまだ保険会社から被害者への保険金の給付が終わっていませんでした。
後日、保険会社から聞いた相手方の提出書類を確認するとやはり過失割合は私側が100%悪いと書かれていると報告がありました。
ここで100%の過失割合が認められれば相手は実損なしに治療の補償などが受けられることになります。
相手はなんとしても多くの保険金の給付を受けたい意図があった事を思い出します。
最後に
自動車の 自賠責保険は強制加入ですが任意保険は個人の自由です。
運転に自信があるなら加入は必要ありませんが、自分の運転が上手くても相手が下手な場合や意図的に事故をしようとする人間から逃れることは容易ではありません。
それに自動車事故はいつ起きるかわかりません。
しかも、損害額は個人で弁済できる金額をはるかに超えてきます。
ここ数年で1日も事故がなかった日はありません。
毎日どこかで起きています。
私見ですが事故に遭わなかったのは決して運転が上手いからだと思っていません。
運が良かったからだと思っています。
1千万円の賠償金請求をされたら払えますか?
私は払えません。
もし、自賠責保険だけしか加入していないなら今一度考えてみましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。