こんばんわ
みなさんは自分の好きな事だけをやって嫌なことを全て押し付けたりはしていないと思います。
私の職場では自閉症という事でこだわりが強く、○○はやらない、○○は食べないと自分で決め事が多い利用者がいます。
そんな自分のルールは自分の家の中なら有効にする事は可能です。
しかし、世間一般に出てしまえば自分のルールを相手に押し付ける事は嫌がられいずれは相手にされなくなります。
そのために、社会に溶け込めるように取り組むのが最優先の仕事です。
目次
やりたくない時に癇癪を起した人間の末路
先ほどの社会に溶け込めるようにと書きましたが、それほど高度な仕事ではありません。
一緒に遊ぶ、遊ぶ中でルールを守るくらいなものです。
私が現在の職場で主に私と遊ぶ利用者がいます。
その利用者は、他の事業所で既にお断りを受けていて他に行き場がなくなっています。
理由としては、自分が思う嫌なことを言われたり指示されると癇癪を起し自分の感情を抑える事ができず爆発してしまうことが原因です。
そして、高校生ということもあり力では女性の職員は太刀打ちできない事も原因です。
これは本人の自業自得なのですが、それを伝えても理解はできませんし今すぐに自分の感情をコントロールすることは難しいです。
年齢が高いと修正にも時間が掛かる
私はその利用者と今年の6月に出会い現在4ヶ月目です。
確かに自分にとって嫌な事を言うと露骨に不機嫌な顔になります。
- 家に帰る
- ○○をするのは無理かも
- ○○をやろう
など言うとほぼ100%で舌打ちや「うるせー」「うぜぇーな」と悪態をつきます。
特に公園などで遊び帰る時間になり声掛けをすると必ず怒ります。
本人が言うには「もっと遊びたかった。」と時間の延長を要望しています。
私は可能な限り遊ばせる事をやり延長をすると帰る時間に間に合わなくなるため無理だと伝えると、爆発です。
悪態だけでなく大声を上げたり手を出すこともあります。
相手の言い分を聞くのは簡単だがやってはいけない!
ここで利用者のやりたいようにさせる事もできますが、それでは意味がありません。
なのでほぼ毎回口論になりますが、正当性のないわがままのため口ケンカでは途中で言葉に詰まってしまいます。
そこで畳み掛けると爆発し泣き出しとさらに暴走が進みます。
以前ならそこまで荒れたら仕方なく言うことを聞いてくれた人が居たのかもしれませんが、私は一切聞きません。
厳しいかと思われるかもしれませんが、その利用者には時間がありません。
その利用者の言い分を聞き入れる正当な理由があればもちろん聞くこともありますが、ほとんどは自分がやりたいというわがままが多いのが現状です。
後たった2年で学校を卒業しそこからは社会人です。
社会人になれば子どもだからという理由は通用しません。
学校であれば上手く対応できる職員もいるのですが、仕事をする場合はそんな対応では断られるでしょう。
自分は子どもだから好きな事をやってもいいと今だに言っていますが、それはもう終わっています。
次のステップに進めなければ自分の道をどんどん狭くすることになります。
というより、相手にしてもらえる人間が少なくなっていることに気づかなければなりません。
最後に
私の仕事の向き合い方について書きました。
楽しく遊ぶは大前提ですがルールは守ってもらいます。
ルールの無い遊びは強いものがやりたいように変えてしまい遊びではなくなります。
ルールは目に見えない上に逐一学ぶこともありませんよね。
色々な体験を通して学ぶ事がほとんどだと思います。
そんな様々な経験をできない現代は教えるのに時間を要します。
しかし、知らないで困るのは本人なので、相手が嫌な顔をしても伝え続けていきます。
それがいつか社会で役立つと私は信じています!
ここまでお読みいただきありがとうございました。