こんばんわ
今日は読書感想文の回です。
もくじ
カブキブ!のあらすじ
河内山学院高校に通う1年生の来栖黒悟は歌舞伎が大好きだ。
その思いをみんなに知ってもらい、一緒に歌舞伎をやりたいという目標のためにカブキ部を作ろうと親友とんぼと共に動く。
しかし、カブキ部を作るには色々と問題がありその一番が部員の勧誘だった。
歌舞伎をやりたいという学生は中々見つからずに苦戦する。
親友とんぼの情報網により有力な人材が見つかり、黒悟は熱意の勧誘をスタートさせる。
そしてメンバーとして集まったのが、演劇部のスーパースター浅葱芳先輩、日舞の名取である丹羽花満先輩、衣装担当の蛇之目丸子の三人が集まった。
5人集まれば同好会として発足が可能となり、ようやく部活動がスタートする事になる。
そして、一巻の最後で顧問の遠見先生がカブキ同好会の初舞台を用意する。
ただし、ここで1つ問題点が起こった。
カブキが大好きな黒悟はセリフ、動きはほぼ完璧に出来るのだが、両方を同時にすると恐ろしいまでの大根役者になってしまうのだ。
練習に次ぐ練習をするが、中々良くならず反対に先輩2人は完成されていくことに焦る日々を過ごし、いよいよ初舞台当日を迎える。
本番が始まり出番待ちの間に不安な気持ちが焦りを生み、徐々に体にも影響する。
そして、黒悟は本番直前に倒れてしまいます。
彼は朦朧とする意識の中で誰かが声を掛けてきます。
その彼が黒悟の役を急遽変わる!と名乗り出てくれます。
カブキブ2!のここを読んで欲しい!
初舞台を終えたカブキブに新たなメンバーが加わります。
1巻で1度勧誘した阿久津新、初舞台に応援で参加した花満先輩の同級生の莉里先輩と演劇部の数馬が加わり全員で8人になります。
そして、次の舞台は高校の学園祭です。
しかし、この学園祭での場所取りは戦場です。
浅葱芳先輩も所属する演劇部は昨年の動員観客数1000人を超える人気ぶりです。
そんな演劇部が使う場所を恐れ多くもカブキブは使わせて欲しいとは言えません。
しかし、演劇部が控室で使う場所をカブキ同好会の舞台として使わせて欲しいと主張します。
黒悟の熱意も強いですが、演劇部を主導するキリコも強気に発言をします。
両者とも一歩も引く事はありません。
そこで演劇部とカブキ同好会の対決で白黒を着けようと話が進みます。
この勝負を制した部が希望の場所を使う事になります。
そして、もう1つ是非感じてもらいたい部分があります。
それは阿久津新というキャラが際立っている所です。
阿久津は舞台の上では皆を引き込む程の演技をする役者です。
しかし、舞台を降りれば音痴で脳内が小四の発想しか出来ない愛すべき馬鹿キャラです。
1巻では登場シーンがほとんどありませんでしたが、2巻では彼が主役級に描かれています。
カブキブ!2を読むならこちらから↓
最後に
阿久津は本当に天然キャラで癒されます。
霊を憑依させるイタコの事をイカとタコの仲間か?と真面目に聞いたり、歌舞伎の屋号を決める際に一番最後までヘンテコな名前で悩んでいたりと要所要所で笑わせてくれます。
だけど、一度舞台に立てば誰もが魅入る役者になります。
そんなカブキブはあと5冊あります。
まだまだ楽しみが続くと思うと楽しみで仕方ありません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。